写経は最も身近な仏教修行の一つとも言えますし、またご自身に大いな功徳を積む徳行(とっこう)であります。
また、近年「マインドフルネス」が脚光を浴びていますが、写経という行為自体がマインドフルなものであり、心の健康維持にも良いという研究もおこなわれています。
また写経の歴史を顧みますと、弘仁9年(818)、大かんばつから全国に疫病が蔓延した際に、当時の嵯峨天皇が弘法大師のお勧めにより、般若心経に帰依して読誦され、殊に嵯峨天皇が紺紙に金泥で一字三礼の誠を尽くして般若心経を書写されると、疫病はたちまちに治まり、大いなる功徳を得らたという史料が残されています。

当山では、写経の体験を行っていただけます。ご自由に行っていただける(要予約)ほか、写経会などにご参加いただくことも可能です。

また、ご自宅などでされた写経の納経も受け付けております。
10巻納経いただいた、善男善女の皆様には、非売品である当山オリジナル色紙をお授けいたします。

納経料 (1巻) | 1,000円 |