却温黄神咒経

COVID-19によるパンデミックにより、発令されていました「緊急事態宣言」が解除されて約2カ月が経過しました。

ところが、7月に入ってからというもの感染者が再度激増し、緊急事態宣言下においての感染者を上回っています。また各地の医師会も危機感を表明する中、本日は東京都において300人を超える新たな感染者数が発表されました。また大阪における感染者数も人口比を考えれば、東京に迫る勢いとも言えます。

そうした中、昨日より政府主導の「GoToトラベルキャンペーン」が開始されましたが、このような時世においてはなかなか実行できないのが現実と思います。

また今日からは4連休ですし、夏休みが始まった学校もあるようです。

どうか、この「コロナ禍」が早く終息することを心より願わずにはいられません。

タイトルにあります『却温黄神咒経』は、お釈迦様が疫病を封じるための聖なる術を説かれたお経です。この中に「却温神咒」と名付けられた呪文があります。真言宗においても『摩怛利神法』や『却温神咒経法』といった修法でお唱えします。

このたびのコロナ禍第二波に際し、当山にて修法し祈祷しました、疫病除けのお札を皆様にお授けさせていただくこといたしました。

本堂前に置いておりますので、住職不在でもお持ち帰りください。

また遠方の方には郵送させていただきますので、当ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

皆様が、この時代を切り抜け、お健やかに過ごされますように。

龍泉院駐車場のカンバン

梅雨の中休みなのでしょうか。ここ数日は真夏日のように晴れ上がったり、雲は出ても雨は降らない日が続いています。

龍泉院参道の入り口には、駐車場があります。駐車場の奥にお寺の結構巨大な看板があるのですが、住職不在の間に看板の前に雑木が茂り、看板が完全に隠れていました。

この数日で、チェーンソーで「森」を切り開き、道路からカンバンが見えるようになりました。

僧侶とチェーンソー。全く異質な組み合わせです。作業着にヘルメット、防刃手袋にゴーグルとフェイスガード。私の作業中、何人かお参りに見えたようですが、まさかこんなところで「林業」をているのがまさかこの寺の住職とは誰も気付かなかったでしょう。

実は私はチェーンソーを使用するのが今回初めてで、何度となく怖い思いをしました(笑)チューンの刃にツタが絡まったので手で取ろうとしてみたり・・・。そう意味で防刃手袋は役に立ちました。

また木を自分の方に倒してしまったり・・・。もちろんヘルメットが役に立ちました。

チェーンソーで森を開く。まさか人生でこのような経験をするとは思ってもみませんでしたが、このように色々な経験をさせてもらえるという面白さもあるのです。