
先日、埼玉県朝霞市にある「あさか大師」の山路天酬先生のもとで「星まつり」の勉強をして参りました。
真言宗寺院においては、主に節分に「星まつり」というものが行われます。
この「星まつり」は、7月7日の「七夕」ではなく、その年のそれぞれの人の「当年星」を供養し、悪い星回りの年であれば良いものに、良い星回りであればより良いものに転化する密教における修法です。

ところで山路天酬先生は、様々な次第書や解説書を出版されている、高名な学僧として、僧侶の間ではその名を知られておられます。
私は以前より先生と懇意にさせて頂いており、折に触れてご指導をいただいております。
一方で、そのような大家であれば、なかなか近づきがたいものですが、山路先生は非常にフランクな人柄でいらっしゃって、この日も、先生自らお作りになられた、お蕎麦をいただきました。
僧侶はなってしまえばそれで終わりと言うものではなく、日々勉強であるのだなぁと改めて思いました。
これは、すべての人に共通するもので、心豊かに生きるためには、日々勉強が必要であると改めて感じました。
「学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく。気づけば気づくほどまた学びたくなる」
アルベルト・アインシュタイン