今日12月14日は、元禄15年、大石内蔵助率いる赤穂浪士47人が、江戸城下、本所松坂町の吉良上野介邸に討ち入り、主君浅野内匠頭の仇討ちを行った日として知られています。

私は、赤穂市の生まれで、小さい頃は12月14日に行われる「赤穂義士祭」をとても楽しみにしていました。
大学入学を機に、赤穂を離れてから、赤穂義士祭に行く機会はほとんどなくなりましたが、10年ほど前から時々時間があれば、行くようにしております。
しかし残念なことに、今年は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の為、中止となりました。戦時中の一時期を除いて、連綿と受け継がれ戦後においては一度も中止となったことのない催しを、今年は中止と決めた赤穂の人々のその決断に敬意を表したいと思います。
今日現在においてもまだ政府主導の「GoToキャンペーン」が、地域によっては除外はされていますが、全体においては継続されています。
第一波の際にあったような「StayHome」のように、人と人との接触が少なくなればなるほど感染症は抑えられる傾向にあります。これは科学的エビデンスのあるものです。しかし逆に人の移動が多くあり、なおかつ接触も多くあれば、感染症は拡大すると言うのは間違いない事実です。
もう年の暮れ。令和2年はコロナに始まりコロナに終わろうとしています。また新しい年もコロナ禍は継続します。よい新年を迎えるためにも、再来年のお正月を楽しいものとするためにも、何よりこの新型コロナウィルスを収束するためにも、政府の言葉より、一人ひとりの理性的な判断と行動が求められているのではないかと思います。