
秋の日の
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し
ポール・ヴェルレーヌの『秋の歌』の一節です。上田敏の名訳による『落葉』という題名でよく知られている詩です。
当山でも秋が深まり、見事な「紅葉」が見られます。
また昨今の異常気象で夏には枯れがちな滝も、このところ十分な水量を誇っています。
冒頭のヴェルレーヌの詩では、秋のそこはかとない寂しさが詠われていますが、秋はそうした寂しさだけでなく、多くの実りを運んでくれます。

私たちの人生も実りある、幸あるものにしたいものです。
話は変わりますが当山では、来る令和5年の「弘法大師御誕生1250年」を記念し、弘法大師御尊像のご奉納をお願いしております。
一体7000円となります。ご来山の折には住職にお尋ねくださいませ。住職不在の場合お電話(050-7118-0125)にてお伺いいたしますのでどうぞ遠慮なくご連絡くださいませ。