
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
百人一首でも有名な崇徳院の御製です。
崇徳院が詠われた「滝川」と当山の「滝」はまた違うものですが、滝に通じたこの歌をご紹介しました。
崇徳院の陵は、すめらぎの陵としては珍しくの香川県にあります。
なぜ、すめらぎの陵が、畿内から遠く離れた讃岐の国にあるのかは、興味ある方は調べてみてください。興味深い事実が分かるはずです。
この写真は四国八十八か所の札所でもある「白峰寺」にお参りした際に、お参りしたものです。
さて当山の滝では様々な方が、それぞれ滝行を行っておられます。
つい先日、若い女性が滝行の体験に起こしになられました。
滝行の「次第書」を新たにしたところでしたので、その次第に則り体験していただきました。
当山では夏場にはよく若い方の滝行の体験のお問い合わせをいただきます。しかし一番水量が多い秋から春にかけては、若い方からの滝行のお問い合わせはぐんと少なくなります。しかしこの度の女性は純粋な精進のお心から滝行に起こしになられました。
大変ご立派なことだと思います。
「滝行」は「修行」ですのでけっして生易しいものでもなく、また安全なものでもありません。
この点ご理解の上、ご興味をお持ちになられましたら、初めての方は、決して自己流で興味半分にお入りにならず、必ず事前にご連絡いただきますようお願いいたします。
当山では、来る令和5年の「弘法大師御誕生1250年」を記念し、弘法大師御尊像のご奉納をお願いしております。
一体7000円となります。ご来山の折には住職にお尋ねくださいませ。住職不在の場合お電話(050-7118-0125)にてお伺いいたしますのでどうぞ遠慮なくご連絡くださいませ。
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