
毎月28日 定例不動護摩
添え護摩木(1本) | 200円 |
御祈祷札 | 1,000円 |
特別護摩祈祷(御依頼に応じて御祈祷します)
木札・お守りの授与 | 30,000円 |

人は人として生まれたからには幸せに暮らしたいものです。
しかし、人生には様々な壁が立ちはだかります。
受験や就職、お金の悩み、人間関係の悩みや病気の苦しみなど、挙げればきりがありません。
密教では、自分自身の欲求や願望を「小欲」と申します。そして例えば「もっと世の中を平和にしたい」「世界中の人が幸せに暮らせる社会の構築に役立ちたい」というような思いを「大欲」と申します。自分自身の「小欲」を「大欲」に変容させていくことが大切ですが、「小欲」すら持つことが出来ない人が「大欲」を持つことはありません。
ですので、今自分自身が持っている願望をかなえたいという思いはごく自然なものです。
また「自利利他」と申しまして、自分のための行いと他人のための行いは切っても離せないものとされています。
しかしいくら人様のことを大切にしても、自分自身が飲まず食わずで頑張って肝心の自分の心身の健康を害してしまっては元も子もありません。
今の自分の願望や欲求を満たすために、もちろん自分自身の努力は必要です。また自分自身の周りの人々の応援や環境、そこに加わる幸運・不思議な力。それは仏様が貸してくださる力と言えます。その三つが重なった時、初めて願いが叶うと言えるでしょう。
仏様に願いが届くように祈願することは、ごく普通のことであり、また大切な信仰のあり方の一つです。