弘法大師御誕生1250年記念大法会に出仕しました

6月上旬から6月16日まで住職は総本山善通寺での、


弘法大師御誕生1250年記念大法会

に助法のため善通寺に参篭しておりました。

3月には、以前のブログでご報告しました通り、九州での出開帳に行っておりましたが、この度は弘法大師御誕生の霊蹟ということもあり、また6月15日は弘法大師のお誕生日ということもあるため、毎日多くのご参拝の方とお目にかかりました。


毎朝6時には、朝の御影堂にてお勤め、朝食を挟み、50年ぶりの御開帳の秘仏『瞬目大師像』が安置されているお堂の掃除。8時半頃からは拝観される方々への説明などを毎日行っておりました 何よりこうした記念の御年に、お大様がお生まれになられた善通寺にいるということ自体、ありがたいことなのですが、なおかつ、毎朝お勤めさせていただくとともに50年に一度のご開帳のお大師様の息のかかるぐらいのおそばで同じ時間・同じ空間を共にし、ご参拝の方々へのご説明をさせていただけるということは、真言宗僧侶にとりましてこれほどありがたく、また名誉なこともございません。涙がこぼれるほど大変ありがたく 嬉しい日々でしした。


記念の大法会は4月23日に開白、6月15日に結願いたしました。私が助法しました、6月の上旬から結願までの間、毎日本当に多くの方々がご参拝・ご配管になり1250年の時を超えて弘法大師の御徳を偲ばざるをえませんでした。

出開帳の期間中には、東京・名古屋で松坂慶子さんがお越しになりましたが、今回私が助法をしていた期間中には俳優の昆夏美さんがお越しになりました。
私自身弘法大師の末弟として末席を汚すものとして、さらなる精進に勤まらなければならないと改めて感じました。

南無大師遍照金剛